今回もヨーグルト作りの実験をしていきます。
テーマは「ゼラチン入りヨーグルトは種菌として使えるのか?」です。
使用した材料
牛乳

- クスリのアオキ 成分無調整牛乳
- 無脂乳固形分:8.3%以上
- 乳脂肪分:3.5%以上
スタンダードな成分の牛乳で、ヨーグルト作りには扱いやすいタイプです。
種菌

- ヤクルト ソフール
- 発酵乳
- 無脂乳固形分:9.0%
- 乳脂肪分:1.8%
今回のポイントはここ。
ソフールはゼラチン入りで固められているヨーグルトなので、発酵用の種菌としてはややクセがあります。
作成条件
- 作成開始:22:30(ヨーグルトメーカー・ヨーグルトモード)
- 取り出し:07:00
- 発酵時間:約8時間半
一般的な設定ですが、種菌の性質上どうなるかが見どころです。
出来上がりの状態
結論から言うと、
- 上部:かなり緩い(水分多め)
- 下部:やや濃く固まる
- 全体:分離気味でムラあり
ホエー(乳清)がかなり多く出る結果となりました。
また、ソフール自体が混ざりにくいためか、
発酵の均一性が悪く、上下で仕上がりに差が出やすい印象です。
ただし完全に失敗というわけではなく、
- ボロボロとした質感ながらも一応固まる
という結果でした。
味の評価
味については意外と悪くありません。
- 全体:やや酸味ありでさっぱり系
- 濃い部分:ほぼそのままソフールの味
特に下の濃い部分は完成度が高く、
「普通に市販ヨーグルトとして成立している」レベルです。
考察
今回のポイントを整理すると:
- ゼラチン入りヨーグルトは混ざりにくい
- 発酵にムラが出やすい
- ホエーが多く分離しやすい
- それでも一応ヨーグルトとしては成立する
つまり、
種菌としてはやや不安定だが、使えなくはない
という評価になります。
まとめ
ソフールを使ったヨーグルト作りは、
- 安定性:低め
- 再現性:低め
- 味:悪くない
という、やや上級者向けの結果となりました。
「きれいに固まるヨーグルト」を目指すなら不向きですが、
実験としてはかなり面白い素材です。
ゼラチン入りヨーグルトでの発酵に興味がある方は、ぜひ一度試してみてください。

